○ひざ痛・腰痛に併発する外反母趾について
こんにちは、望月です。
今日はひざ痛・腰痛と密接に関係がある「外反母趾」についてお話しさせて頂きます。
当院にはひざ痛・腰痛に伴って
- 「整骨院に行ったけどなかなか外反母趾が良くならなくて」
- 「インソールが嫌で、どうにかしたい」
- 「病院で手術をすすめられていうけど、切るのは怖い」
- 「外反母趾だけでなく膝がつらくてしゃがめなくなってきた」
- 「モートンがビリビリして歩くのがつらい」
- 「内反小指が靴にすれて痛くて」
と悩む患者さんが仙台市だけでなく釜石や山形から通ってこられます。
そして、外反母趾の整体と、姿勢・歩行改善に取り組むことで
- 「歩くのが楽になった」
- 「しゃがめるようになった」
- 「かわいい靴が選べるようになった」
- 「海外旅行で8万9千歩も歩いたけれど平気でした」
- 「思いっきり走れます!」
- 「モートンのピリピリ感が消えました」
- 「何時間歩いてもお尻が痛くなりません」
- 「ヒールでも普通に歩けるようになりました。」
※個人の感想です効果を保証するものではありません。
と、多くの方が変化を実感されています。
その理由は、みなさん
足に力が入るようなってひざ痛・腰痛を再発させない歩き方を身につけたからです
「ひざ痛・腰痛を再発させない歩き方」とは?
足には26個の骨があります。
この骨は筋や靭帯などで結びつき10個の関節を作り、
3つのアーチ構造を持つことで、
着地の時の衝撃を吸収しています。
には体重の3倍にもなる衝撃を吸収しています。
このクッション機能によって私達の関節は守られているのです。
アーチの支えがないと
1.親指が内に倒れた状態で地面をけって歩く
2.足首が倒れてしまう。
3.それによって膝も曲がる
4.股関節もねじれる
5.腰に力が入らなくなる。
※この状態で着地の衝撃を受けることで関節の軟骨がすり減り外反母趾が進行する
なぜアーチを失ってしまうのか?
では、なぜアーチを失ってしまうのでしょう?
この原因には個人差がありますが、
私がこれまでひざ痛・腰痛に伴った外反母趾の矯正をしてきて多かったものは、
・骨盤が倒れる
・股関節は内にネジレて「内股」
・膝関節は「X脚」
・足首は「内側に倒れる」
・内側の縦アーチが潰れる
・外反母趾になる
・この後、足をネジりながら歩くと内反小趾を併発
・横アーチが消えてモートン病
というものと
・骨盤が倒れる
・股関節が外にネジレて「ガニ股」
・膝関節は「O脚」
・足首は「外側に倒れる」
・外側の縦アーチが潰れる
・内反小趾になる
・この後、足をネジりながら歩くと外反母趾を併発
・横アーチが消えてモートン病
のパターンも見られます。
「片足立ち」のバランスが問題
外反母趾が進行するのは「片足立ち」の状況です。
歩行の「けり出し」のときの親指は、全身の体重を一点で支えています。
この時、カラダがナナメになっていたら
骨盤から足首がこのように折れ曲がって
親指の「ねじれ」を誘発して外反母趾を進行させます。
この原因を解消せずにテーピングやインソールで誤魔化しても
- 親指に力が入らない(外反母趾進行)
- 着地の衝撃を吸収するクッションが失われて関節を痛める
- ひざが捻れる
- 骨盤が歪んで腰がグラつきひざ・腰を痛める
といった負の連鎖を引き起こします。
では、私が「外反母趾」を併発させてるひざ痛・腰痛に対してどう取り組んでいるのかをお話させていただきます。
私は、テーピングやインソールは外反母趾の根本改善を妨げてしまうと考えています。
この写真のかたは、初めてうち来られた時、
病院ですすめられた装具を着用されていました。
装具を外して立っていただくと
親指が、人差し指にかかった状態で固まっていました。
こちらは現在の足です。(施術開始から1年経過)
整体+姿勢改善+歩行改善で、
親指に力を入れて踏ん張れるところまで改善しました。
外反母趾の方は親指を外に開く(パーにする)筋肉が働かなくなっているので、この機能を回復することが非常に大切です。
これが、ひざや腰を痛めない歩き方になり外反母趾の再発も防ぎます。
- かかと
- 小指のつけね
- 親指の付け根
- 親指の腹
の順番で移動していきます。
この順番がズレると、
外反母趾
内反小趾
ハンマートゥ
モートン病
といった疾患につながり歪み歩行を繰り返します
問題は「片足立ち」のバランス
外反母趾や内反小趾は、
片足立ちのバランスが崩ることで、
指を曲げる力が発生して起こるのであなたの「片足立ち」のバランスを崩した
根本原因を探す事が重要です。