「変形性股関節症の痛みを改善！変形性股関節症・股関節が痛いときにやっちゃいけない歩き方、おすすめの歩き方
歩き方を調べようと思ったらインターネットやYouTube、インスタグラム等のSNSで簡単に情報が手に入る時代になりました。
ほんと便利な時代になりましたよね。
その反面、情報に振り回され過ぎて、自分に合ったケアがわからなくなってる方も非常に多くいらっしゃいます。
患者さんは、痛みを少しでも改善するために、わらにもすがる思いで検索されてると思いますが、そもそも、YouTubeで情報を発信している先生とカラダの使い方が違うため同じように動きをマネしても、全く関係ない筋肉が動いていることが多いんです。
さらに、情報発信している先生が、過去に大きい怪我や痛みを経験してないと、「少し動かしただけでも痛くて辛い！」このような患者さんの状況を理解しないまま、股関節のケアの配信を続けて、それを重症度の高い患者さんが実践すると、変形性股関節症や股関節の痛みが強くなるケースも多いんです。
なので、患者さんご自身でもご自分の痛みを、ちゃんと理解した方が自分のカラダに合ったケアが知れると思うのでぜひ参考にしてください。
変形性股関節症とはどういう病気か
変形性股関節症とは、股関節と大体骨頭のあいだにある軟骨が徐々にすり減り、関節が変形して炎症を起こす病気です。 先天的に股関節に変形が見られる「先天性股関節臼蓋形成不全」のほかに、変形性股関節症を患うケースは、特に40代以降の女性に多く見らます。この病気は進行性で、放置すると股関節の可動域が狭くなり、歩行や立ち座りなどの基本動作で強い痛いや怖さが生じて、ますます可動域が制限されます。
痛みの原因と症状の進行
痛みの主な原因は、軟骨がすり抜けることで骨同士が直接こすれ合うことにあります。これが股関節に炎症を起こして、動くたびに強い痛みを感じます。
進行には以下のステージがあります
初期段階：わずかな軟骨の損傷。軽い痛みや違和感。
中期段階：軟骨が大きく失われ、骨が露出する。痛みが強くなり、可動域が制限される。
末期：骨同士が完全に接触し、激しい痛みと関節の激しい痛みが起こります。
ここで注意していただきたいことがあります。
変形性股関節症の進行具合にステージはあるものの、人によって痛みの度合いは変わります。
初期でも激痛で歩けない方もいれば、末期でも痛みなく歩けるし、深く屈伸できる人もいます。あくまでも一つの指標として参考にしてください。
痛みを軽減するための生活習慣
股関節の痛みを軽減する姿勢の見直しと正しい体の使い方
股関節の痛みは普段とってる姿勢の影響をうけます。そのため、変形性股関節症や股関節の痛みを軽減するストレッチや運動も大切ですが、仕事中の座り姿勢や運転中の姿勢など、あなたが１日通してどんな姿勢が多いのか？ここに対するケアや対策も重要です。この動画では座り方について解説してるのでよかったら参考にしてください。
変形性股関節症・股関節の痛みの専門家がおすすめする改善方法
簡単にできるストレッチと筋トレ
「痛みが強いときでもできる簡単なストレッチを取り入れることで、股関節の柔軟性を考慮することができます！」と言いたいところですが、痛みが強い時に自己流でストレッチや筋トレは症状を悪化させる危険性があります。
苦痛を与えるNG行動
痛みは股関節に起きてますが、根本的な原因は普段とってる姿勢から起きてます。なので、股関節痛や変形性股関節症が悪化しない座り方や姿勢に変えるためには、上半身のケアも大切です。
普段何気なく行ってる習慣が股関節の痛みを悪化させる危険性があるので確認してみてください。
変形性股関節症の負担を軽減する工夫：ケア方法と歩き方
正しいな歩き方とケアは、日常生活中の股関節の痛みを軽減する大きな要素です。 患者さんからもよく聞かれますが、一般的によいといわれている、歩幅を広げて歩く、踵をついて歩く、1万歩あるくなどの方法は推奨していません。特に変形性股関節症で、重症度の強い方がこのような歩き方を続けていると炎症を強くしてしまう可能性があります。なので、可動域を広げるストレッチや運動を行う前に炎症を抑えるケアをしましょう！
まとめ：大切なのは痛みを減らしつつ生活の質を向上させること
変形性股関節症の手術を避けたい方にとって、保存療法やセルフケアを正しく行うことは非常に重要です。 焦らず、自分に合った方法を見つけ、痛みを軽減しながら生活の質を高めていきましょう。また、定期的に医療機関で状況を確認しながら最適な治療法を選択してください。一歩一歩取り組むことで、日常生活を楽にする未来がきっと見えてきます。
