【膝の水がたまる人へ】なぜ太ると悪化しやすいのか?
はじめに|「また膝に水がたまった…」その原因、体重にあるかもしれません
「膝が腫れてきた」「また注射で水を抜いた」
「整形外科では“体重を減らして”と言われたけど、どうすればいいのか…」
そう感じている方へ。
実は“膝の水たまり(関節水腫)”と体重増加は、密接な関係があることをご存じですか?
この記事では、なぜ太ると膝に水がたまりやすくなるのか、
そして整骨院でできる根本改善アプローチをご紹介します。
1. 肥満と膝の水たまりには深い関係がある【2つの理由】

理由①:関節への圧力が増す
体重が増えることで、膝関節にかかる圧力が常に大きくなります。
膝は体重の3〜5倍の負荷がかかるため、
体重5kg増えるだけで、関節には最大25kg分の負担が追加されることになります。
その圧力に耐えるため、関節内部で炎症が起こりやすくなり、
滑膜が刺激されると関節液(=水)がたまりやすくなってしまうのです。
理由②:脂肪細胞が“炎症を促進”する
体脂肪、特に内臓脂肪や皮下脂肪からは炎症性サイトカインが分泌されます。
この物質は関節の滑膜を刺激し、炎症を促進。
結果、膝関節の中に水が溜まりやすい環境を作ってしまうのです。
2. 怖くて歩けない → ますます膝が弱る“負のループ”
膝に水がたまると、腫れて、熱を持ち、曲げ伸ばしが困難になります。
その痛みによって、「怖くて動けない」状態になります。
- 歩く量が減る
- 太ももやふくらはぎの筋力が低下
- さらに膝関節が不安定になる
- 転倒リスクが上がる → さらに動かない
このような悪循環を繰り返している方は非常に多いです。
この状態でただ「水を抜く」だけでは根本解決にはつながりません。
3. 実例紹介|水がたまらなくなったケース
患者情報:
60代女性/変形性膝関節症/体重67.2kg → 62.4kg(−4.8kg)
症状:
- 週に1回は整形外科で注射
- 階段は痛みで昇降不可
- 医師からは「まず痩せなさい」とだけ言われた
施術とサポート内容:
- 膝関節の滑膜炎を抑えるための関節ケア施術
- 膝に負担をかけない立ち方・歩き方の指導
- 食事制限ではなく“時間と順序”を意識したアドバイス
- 膝の不安に寄り添うメンタルケア
2ヶ月後の変化:
- 体重:−4.8kg
- 水が溜まらなくなり、注射が不要に
- 「もう水を抜かなくていいんですね」と感動の声
4. 水を抜くだけでは、根本的な改善にはならない
膝に水が溜まるたびに注射を打ち続けている方も多いですが、
それは「結果に対する処置」であって、「原因の改善」ではありません。
重要なのは:
- 関節に炎症が起きない状態を作ること
- 負荷を減らし、膝を守ること
- 体重・筋力・姿勢をトータルで整えること
整骨院では、「なぜ水が溜まるのか」を根本から見直すことができます。
5. もちづき整骨院でできる“膝の水たまり”根本改善アプローチ
- 膝に負担をかけない関節調整+筋膜リリース
- 痛みを抑えながら、膝を動かせるようにする段階的施術
- 内臓脂肪と食生活の関係を意識した体重管理アドバイス
- 動けるようになるまでの生活設計の見直し
- 「また溜まるかも…」という不安を解消する継続的フォロー
「一時的な改善」ではなく、“もう水がたまらない状態”を目指すのが当院の考え方です。
まとめ|膝に水がたまる…そのたびに抜くのは、卒業しませんか?
膝に水がたまる原因は、体重・筋力・炎症体質・姿勢の複合的な問題です。
そして、それらは整骨的なアプローチと生活改善で変えることができます。
あなたが「もう繰り返したくない」と思ったそのときが、はじめどきです。
私たちが、痛みと不安のない未来へご案内します。
もちづき整骨院が提供できること
仙台市にあるもちづき整骨院では、膝に水がたまりやすい体質の方に対して、専門的な視点から根本改善を目指したサポートを提供しています。



・丁寧なカウンセリングと評価
膝の状態や関節の可動性、歩き方、食生活、生活習慣を多面的に評価します。
・痛みと炎症を抑える施術
「リンパケア整骨」や「関節アライメント調整」によって炎症を和らげ、腫れを抑えます。
・再発を防ぐ体重・習慣改善サポート
無理なく続けられる生活習慣や姿勢、食事に関するアドバイスを提供します。
・二人三脚での長期的サポート
再発への不安を抱える方に対して、継続的なケアとモチベーション支援を行います。

