膝裏が痛い・膝裏が伸びない原因と解決方法
歩行中に膝裏が痛むと、膝関節がまっすぐ伸びなくなり
姿勢も丸くなったまま歩く、通称「にわとり歩行」になります。
つま先に体重をかけて歩くため、歩けば歩くほど股関節、膝、足首に負担がかかり
ヒドくなると変形性膝関節症、軟骨損傷など症状が重篤化してしまいます。
膝裏の痛みの原因
膝裏の痛みの原因は様々なケースがありますが今回は3つの原因をお伝えします。
自己流でケアしない方がいい場合もあるので参考にしてください
1・膝窩筋の損傷
膝窩筋は、膝の裏側にある筋肉で膝を伸ばすときに働きます。膝窩筋が損傷すると歩行時の足をついた瞬間、地面を蹴ろうと膝を伸ばすときに痛みを感じることが多くなります。
2・ベーカー嚢胞
ベーカー嚢胞は、膝の裏側にある袋状の構造物で、中に液体がたまります。ベーカー嚢胞が大きくなると、歩行時に膝の裏側に痛みや腫れが生じることがあります。
3・半月板損傷
半月板は膝の関節面にある軟骨で、膝を曲げたり伸ばしたりするときにクッションの役割を果たします。半月板が損傷すると関節内に腫れぼったさや熱っぽさを生じることがあります。
痛みの原因を正確に判断するためには医師の診察が必要です。
・膝を伸ばそうとしたとき何か挟まって途中で関節が動かなくなる、
・膝裏がズキズキと痛む、
このような場合は自力でなんとかしようとせず、まずは整形外科を受診しましょう!
この他にしゃがんだときに、
・膝の皿の下が違和感がある、痛む
・膝を伸ばしたときにももの後ろ、お尻の付け根までピンと貼ったような痛みが出る
このような場合、原因が筋肉にある可能性があるのでこちらの動画がオススメです!
ケアの順番にも順番があります。
痛みを取る → 膝関節を伸ばす運動 → 歩行が安定するように体幹を整える。
いろんなパターンを試しましたがこの順番がおすすめです。
膝が痛いときに無理やり伸ばすと痛みが強くなる傾向があり、痛みをとっても全身のバランスが崩れたままだと、少し歩けばカラダはフラつき膝に負担がかかります。
患者さんから話を聞くと「痛いから伸ばせばいいかと思った」「歩いて筋肉をつければいいと思った」といった自己流ケアで症状を悪化させてる方が少なくありません。
もちろんダメではありませんが
せっかくケアするなら効果をだして頂きたいので正しい順番でケアしましょう。
効果もでるし継続しやすくなりますよ!