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仙台の冬、ブーツで膝が痛みませんか?「体重増×古傷」が招くリスクと解決策

  
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仙台の冬、ブーツで膝が痛みませんか?「体重増×古傷」が招くリスクと解決策
PATIENT’S VOICE

「先生、最近ブーツを履くようになったら、急に膝が痛むんです。それに年末で少し体重も増えちゃって…このまま歩けなくなるんじゃないかと不安で。」

DIRECTOR MOCHIZUKI

「その不安、決して大げさではありません。実は『仙台の冬靴』と『体重増』、そして『過去の古傷』が重なると、膝への負担は何倍にも跳ね上がるのです。今日はその危険なメカニズムと、回避策について詳しくお話ししますね。」

こんにちは、仙台市青葉区にあるもちづき整骨院、院長の望月です。

11月末、仙台もいよいよ本格的な冬の様相を呈してきました。
路面凍結のニュースが聞こえ始めると、当院で急増するのが「膝の痛み」のご相談です。

しかし、今年の傾向として、単なる「寒さ」だけが原因ではないケースが目立ちます。
それは、「変形性膝関節症の予備軍」である方が、冬特有の環境変化によって、一気に症状を進行させてしまっているケースです。

本日は、柔道整復師の視点から、
【仙台の冬環境 × 予備軍リスク × 体重増加】
という、膝にとって最も危険な「負のトライアングル」について、医学的根拠を交えて解説します。

もしあなたが「自分は関係ない」と思っていても、読み進めるうちにドキッとするかもしれません。
将来の自分の足を守るために、ぜひ最後までお付き合いください。

INDEX

  1. 【環境】仙台市民の宿命?その「冬靴」と「歩き方」が膝を壊す
  2. 【チェック】日本人の3000万人が該当。あなたが「予備軍」か判定します
  3. 【リスク】年末年始の「たった2kg」が、膝に「10kg」の負担になる真実
  4. 【解決策】「痩せてから」では遅い。もちづき整骨院の根本治療アプローチ

1. 【環境】仙台市民の宿命?その「冬靴」と「歩き方」が膝を壊す

まず、私たちが暮らす仙台の冬という環境要因から紐解いていきましょう。
多くの方が防寒や転倒防止のために「ムートンブーツ」や「靴底の硬い防滑シューズ」を履かれますが、ここに落とし穴があります。

滑らないための「ペンギン歩き」の代償

雪道や凍結路面を歩く際、私たちは無意識に足首を固め、歩幅を狭くしてペタペタと歩く「ペンギン歩き」になります。
転倒防止には有効ですが、関節運動学(キネマティクス)の観点からは、膝に非常に大きなストレスをかけます。

通常、歩行時の衝撃は「足首の柔らかい動き」によって吸収されます。
しかし、足首をガチガチに固めてしまうと、地面からの衝撃(床反力)が足首を通り越し、ダイレクトに「膝関節」へと突き抜けます。
さらに、重い冬靴は振り子の原理で膝への遠心力を強めるため、一歩踏み出すたびに、膝の軟骨をすり合わせるような負荷がかかり続けるのです。

2. 【チェック】日本人の3000万人が該当。あなたが「予備軍」か判定します

「私はまだ若いから」「激痛というほどではないから」と安心していませんか?
実は、変形性膝関節症は、痛みが出る何年も前から水面下で進行しています。
日本国内だけで約3000万人、つまり40歳以上の3人に1人が該当すると言われる「予備軍」。
以下の3つのうち、1つでも当てはまる方は、この冬に症状が悪化するリスクが極めて高い状態です。

CHECK LIST

  • ☑️ 過去にスポーツ等で膝を怪我したことがある
    学生時代の半月板損傷や靭帯損傷、強い捻挫など。古傷は数十年後に変形の引き金となります。
  • ☑️ O脚気味(靴の外側が減る)
    直立した時に膝の間に指が2本以上入る場合、体重が常に膝の内側一点に集中しています。
  • ☑️ 40代以降の女性である
    ホルモンバランスの変化により軟骨が弱くなる上、男性に比べて筋力が弱いため、関節への負担を支えきれなくなります。

いかがでしたか?
もし一つでも該当するなら、あなたの膝はすでに「ギリギリの状態」でバランスを保っていると言えます。

3. 【リスク】年末年始の「たった2kg」が、膝に「10kg」の負担になる真実

ここに、冬特有のもう一つのリスクが加わります。
忘年会、クリスマス、お正月……。「冬太り」という言葉があるように、体重が増えやすい季節です。

「たった1kg、2kg増えただけでしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、物理学的に計算すると、その数字は恐ろしいものになります。

PHYSICAL EVIDENCE

体重が1kg増えると、
膝への負担は3kg〜5kg増える

平地歩行時で体重の約3倍、
階段の昇り降りでは約5〜7倍の負荷がかかります。

例えば、年末年始で体重が2kg増えたとします。
すると、階段を降りる時、あなたの膝には【約10kg〜14kg】もの余分な負荷が、一歩ごとにドスン、ドスンとかかり続けることになります。

ただでさえ「冬靴」や「古傷」で弱っている膝に、10kgのお米袋を常にぶら下げて生活しているようなものです。
これでは、春を迎える前に膝が悲鳴を上げ、変形が一気に進行してしまうのも無理はありません。

4. 【解決策】「痩せてから」では遅い。もちづき整骨院の根本治療アプローチ

整形外科に行くと、「痩せなさい」「筋肉をつけなさい」と言われることが多いでしょう。
しかし、当院へ来られる患者様は皆さんこう仰います。
「膝が痛くて運動できないから、痩せられないんです」と。

その通りです。痛みを抱えたまま無理にウォーキングをすれば、逆に寿命を縮めます。
だからこそ、順序が重要なのです。

STEP 1:まずは「動ける膝」を取り戻す

柔道整復師の手技により、硬くなった関節包や靭帯を調整し、関節の「遊び(ゆとり)」を作ります。
膝の引っかかりが取れるだけで、「あ、痛くない!」という感覚が戻ります。

STEP 2:骨盤と足首のバランス調整

O脚や古傷の影響をカバーするため、骨盤の傾きや足首のアライメント(骨の配列)を整えます。
膝一点にかかっていた体重を、全身で分散して受け止められるようにします。

STEP 3:自然と代謝が上がり、体重もコントロール

痛みがなく動けるようになれば、日常生活の活動量が自然と増えます。
結果として、無理な食事制限をしなくても、膝に負担のない体重へと近づいていくのです。

「負の連鎖」を断ち切ることができるのは、痛みが本格化する前の「今」しかありません。
春になったら旅行に行きたい、孫と遊びたい、自分の足で歩き続けたい。
その願いを叶えるために、もちづき整骨院が全力でサポートいたします。


MOCHIZUKI SEIKOTSUIN

膝の違和感、我慢せずにご相談ください

Tel. 022-341-6081

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もちづき整骨院

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