【推し活・旅行】楽しかった翌日、なぜ膝が激痛に?脳の興奮と痛みの正体!柔道整復師が教える遠征前メンテナンス
「先生、ライブ中は楽しすぎて痛みなんて感じなかったのに…翌朝起きたら膝が固まって動かないんです。楽しかった記憶が台無しで…」
「それは脳が興奮して『痛みの借金』をしていた状態ですね。推し活や旅行はドーパミンが出ているので無理がききますが、体は確実にダメージを受けています。次は『翌日も元気でいられる体』を作ってから行きましょう。」
こんにちは、仙台市青葉区にあるもちづき整骨院、院長の望月です。
12月に入り、コンサートやイベント、冬の旅行など「推し活」や「遠征」の予定がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、楽しい予定の後に待っているのが、「膝や腰の激痛」と「泥のような疲れ」です。
「歳だから体力がないのかな…」と諦めないでください。
それは体力が落ちたのではなく、「脳の興奮」と「体の構造」のバランスが崩れているだけかもしれません。
本日は、メンタル心理カウンセラーと柔道整復師、2つの視点から、「推し活を最後まで全力で楽しむための、遠征前メンテナンス」についてお話しします。
CONTENTS
- 【脳の罠】なぜライブ中は痛みを感じないのか?ドーパミンの功罪
- 【体の悲鳴】2時間立ちっぱなし・長距離移動で膝に起きていること
- 【解決策】ドーパミンに頼らない。「物理的に強い体」を作る準備
- 次の遠征が決まったら、まずは「もちづき整骨院」へ
1. 【脳の罠】なぜライブ中は痛みを感じないのか?ドーパミンの功罪
「推し」を見ている時、私たちの脳内では快楽物質である「ドーパミン」や、脳内麻薬と呼ばれる「エンドルフィン」が大量に分泌されています。
これらは強力な「鎮痛作用」を持っており、一時的に膝や腰の痛みを感じにくくさせます。
しかし、これは治ったわけではありません。
「痛み止めを飲んで無理やり動いている状態」と同じです。
脳が麻痺している間も、膝の軟骨やすり減り続け、筋肉は限界を超えて収縮しています。
イベントが終わり、ホテルに帰って興奮が冷めた瞬間、脳が遮断していた「痛みの信号」が一気に押し寄せてくる。
これが、遠征翌日の「動けないほどの激痛」の正体です。
2. 【体の悲鳴】2時間立ちっぱなし・長距離移動で膝に起きていること
では、物理的に体には何が起きているのでしょうか。
特に「遠征」には、日常とは違う負荷がかかります。
⚠️ 遠征特有の「3大リスク」
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① 重心の崩れ(立ちっぱなし)
興奮して前のめりになったり、ヒールや厚底靴で長時間立っていると、重心がつま先に偏ります。これを支えるために、太ももの前側と膝のお皿に強烈なブレーキ圧がかかり続けます。 -
② 振動ストレス(新幹線・バス)
長距離移動の微細な振動は、じわじわと筋肉を緊張させます。座りっぱなしで股関節が固まり、駅の階段を降りる時に膝へのクッション機能が働かなくなります。 -
③ 脳疲労によるバランス低下
人混みや興奮で脳が疲れると、平衡感覚(バランス)が鈍ります。無意識に身体がふらつき、それを制御するために膝周りの筋肉が過剰に働いてしまうのです。
3. 【解決策】ドーパミンに頼らない。「物理的に強い体」を作る準備
「楽しみたいけど、翌日が怖い」
そんな方に必要なのは、ドーパミン(気合い)に頼らなくても体を支えられる、「骨格の事前メンテナンス」です。
▲ 出発前のメンテナンスで、旅の疲れ方は劇的に変わります。
APPROACH 01:重心を「かかと」に戻す
前のめりになった重心を、骨盤調整で正しい位置(かかと寄り)に戻します。
骨で体重を支えられるようになれば、長時間立っていても膝の筋肉が疲れにくくなります。
APPROACH 02:自律神経のチューニング
背骨周りの緊張を解き、高ぶった神経を鎮める施術を行います。
「興奮(ON)」と「リラックス(OFF)」の切り替えがスムーズになり、ホテルでぐっすり眠れる体を作ります。
推し活や旅行は、心の栄養です。
だからこそ、痛みを我慢して「半分しか楽しめなかった」という想いはしてほしくありません。
イベントの予定が決まったら、美容院に行くのと同じように、整骨院で体のメンテナンスを。
最高の思い出を作るための準備を、私がサポートします。
MOCHIZUKI SEIKOTSUIN
次の遠征を、人生最高の思い出にするために。
Tel. 022-341-6081
受付 10:00~20:00 / 火・祝定休
※「ブログを見た」とお伝えいただけるとスムーズです
もちづき整骨院
〒981-0914 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町5-22-102
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近隣に提携コインパーキングあり(駐車券サービス)
