「毎日歩いているのに、なぜむくむ?」塩分を控えても変わらない足の太さは、あなたの「歩き方」が原因でした
「夕方になると足がパンパンで、靴下の跡がくっきり残ります。
塩分も水分も気をつけているし、毎日歩いているのに、全然スッキリしません。
年齢のせいだと思って諦めかけていました。」
「そのむくみは、体質や水分量だけの問題ではありません。
多くの場合、“歩き方で循環が作れていない”ことが原因になっています。」
こんにちは、仙台市青葉区にあるもちづき整骨院、院長の望月です。
足のむくみで悩んでいる方の多くが、
・塩分を控える
・水分を減らす
・マッサージや着圧ソックスを使う
といった対策をすでに試されています。
それでも改善しない場合、問題は「体の中の水分」ではなく、
「水分を戻すための動き」にある可能性があります。
この記事では、むくみを「歩き方」という視点から整理し、
ご自身で確認できるチェック形式で解説していきます。
CONTENTS
- 夕方にむくみが強くなる理由
- 歩いているのにむくむ人の共通点
- 足裏が使えないと循環は起きない
- 姿勢と股関節がむくみに与える影響
- セルフチェック:あなたはいくつ当てはまる?
- 流れる歩き方を取り戻すために
夕方にむくみが強くなる理由
夕方になると足首が太くなり、靴がきつく感じる。
これは多くの方が経験する典型的なむくみのパターンです。
人の体内の水分は、重力の影響を強く受けます。
立つ・座るという姿勢が続くと、水分は自然と下半身に集まりやすくなります。
本来であれば、歩行や筋肉の動きによって、
下に溜まった水分は再び心臓の方へ戻っていきます。
しかし、この「戻す力」が弱くなると、
水分は足に留まり、夕方になるほどむくみが強くなるのです。
歩いているのにむくむ人の共通点
「毎日歩いているのに、むくみが取れない」
この訴えは、実際の臨床現場でも非常に多く聞かれます。
ここで重要なのは、歩いている=循環が良くなっているとは限らない、という点です。
歩行の中で、
・足裏に体重が乗っていない
・足首が固く、地面を蹴れていない
・股関節が動かず、脚が前に出ているだけ
こうした状態があると、歩いていても循環は起きにくくなります。
つまり、問題は歩数ではなく、歩き方の質なのです。
むくみは水分量ではなく
「循環が生まれる歩き方」かどうかで決まる
足裏が使えないと循環は起きない
足裏には、体重がかかることで血液やリンパの流れを助ける役割があります。
しかし、
・ペタペタと音がする歩き方
・外側ばかりに体重がかかる歩き方
・親指が浮いている歩き方
こうした癖があると、足裏のポンプ作用が働きません。
その結果、ふくらはぎを動かしても、
下から押し上げる力が弱い状態になります。
マッサージをしてもすぐ戻るむくみは、
この「足裏が使えていない状態」が背景にあることが多いのです。
姿勢と股関節がむくみに与える影響
反り腰や猫背などの姿勢不良があると、
股関節やお尻の筋肉が十分に使われなくなります。
本来、歩行時には股関節がしっかり伸びることで、
脚の後ろ側の筋肉がポンプとして働きます。
しかし姿勢が崩れていると、
脚は前に出ているだけになり、
歩くほど水分が下に溜まりやすい状態になります。
「歩くと疲れる」「脚が重い」という感覚がある方ほど、
このパターンに当てはまりやすい傾向があります。
セルフチェック:あなたはいくつ当てはまる?
- 夕方になると靴下の跡が消えにくい
- 歩いても足が軽くならない
- 足裏に体重が乗っている感覚が少ない
- 反り腰・姿勢の崩れを指摘されたことがある
- マッサージをしてもすぐ元に戻る
3つ以上当てはまる場合、
あなたのむくみは歩き方由来の可能性が高いと言えます。
流れる歩き方を取り戻すために
むくみ対策は、
「我慢」や「制限」ではありません。
足首・足裏・股関節・姿勢が連動し、
自然と循環が起きる状態を作ることが重要です。
もちづき整骨院では、
一時的なケアではなく、
歩くだけで循環が起きる体づくりをサポートしています。
